平成23年1月8日〜9日・木島平クロスカントリー競技場

第65回山梨県スキー選手権大会
兼 国体予選会 兼 全日本選手権予選

木島平クロスカントリーコースにて

 山梨県スキー選手権大会兼国体予選会が、長野県下高井郡木島平村、木島平クロスカントリー競技場で開催されました。木島平で開催するのは今年で3年目です。
  今年は雪不足で1月6日までは2qコースしか作れず、5qコースができるかどうか心配でしたが、1月7日にドカ雪が降り、大会2日前にして無事圧雪された素晴らしい5qコースが完成しました。山梨県大会のために一生懸命準備していただいたコース管理人の岡さん他木島平スキークラブの方々には厚く御礼申し上げます。

 
平成23年1月8日、午後5時より、選手の宿舎ともなっているスポーツハイムアルプにて開会式を行いました。
 翌1月9日、
男子10kmクラシカル、女子5Kmクラシカルの競技が行われました。天候は曇り、北北西の風1m、気温2度、雪温マイナス3度、湿度65パーセントで、雪質はソフトでグリップワックスの合わせやすい、クラシカルテクニック向きのコンディションでした。

 今年の大会プログラムのスタートリスト、例年と違ってやけに余白が目立ちます。そうなんです。残念ながら今回は過去最少の参加者となってしまいました。そのうえ、成年男子2名が所用とインフルエンザで棄権となり、国体のリレーメンバーも組めない状態となってしまいました。
 このような盛り下がった雰囲気を打ち消すかのように、地元スキークラブの小学生とそのコーチ、そして本県のOBたちが駆けつけて前走をかって出てくれました。なんと、試合開始10分前に、参加選手よりも多い前走集団がそれは威勢良くスタートし、会場の雰囲気を大いに盛り上げてくれました。ほんとにありがとうございます。

 さて、結果は予想どおり昨年度優勝の小川壮太選手(下吉田第二小学校教)が貫禄で9連勝を飾りました。2位はベテランの町貴仁選手(フジ虎ノ門整形外科病院)、3位には今年成年に上がった進藤真樹選手(駿河台大学)が入りました。また、少年男子の丸山浩、石川蒼、大柴結人の3選手の韮崎工業高校勢が4位、5位、6位に入りました。女子5kmクラシカルは、柳原安里選手((株)アルペン)が3連覇を飾りました。
  なお、石川平選手(東海大甲府高校)がスタート直後にポールを破損するアクシデントがありましたが、技術代表の的確な判断により、無事3q地点でポールを交換することができました。

 大会は、高校生の引率で同行しているスキー部の顧問の先生方のご協力もあり、無事終了することができました。また、教育委員会スポーツ健康課の岡先生も応援に駆けつけていただきました。関係者の皆様には心より御礼申し上げます。そして、選手も競技役員も、思いきりスキーを楽しむことのできた1日となったことをたいへん嬉しく思います。

アシスタントTD 中安正議 

選手宣誓、進藤真樹選手
本日の競技役員でございます
13人の前走がスタート
緊張、1番スタート!
さあ、深呼吸して。
今年はへこまないぞ〜。
3年生の意地を見せてやる。
平地はすべてダブルポールだ!
よ〜し、抜くぞ。
これがクラシカルテクニックだ。
紅一点、安里選手。
小川選手、9連覇達成。
ガッツポーズでフィニッシュ。
選手権の入賞者。栄光をたたえる。
選手権女子優勝者
少年男子の入賞者、ジャンプ!
教育委員会の岡先生、あいさつ。
林野副会長、あいさつ。

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第65回山梨県スキー選手権大会公式成績表(PDF)


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