平成21年1月18日

黒姫高原クロスカントリースキー大会
参加報告

長野県信濃町  黒姫高原童話の森スノーウェーブ

一般男子10q 小川選手
一般男子10q 町選手
一般男子5q 工藤選手

 昨年11月の旭岳合宿からはや2ヶ月。県選手権は、じっくり仕上げてくることができた選手と、なかなか歯車がかみ合わない選手とが、大きく明暗を分ける結果となりました。
  しかし、そこで肩を落としている場合ではありません。シーズンは次のステージへ向かい、レースを想定した練習や大会参加がスケジュールに入ってきています。ひとつのレース結果に一喜一憂している場合ではないのです!
 今回、本県成年チーム3名(工藤・町・小川)が参加してきたのは、黒姫高原でのフリーテクニックで行われるレース。毎年恒例の行事となりました。スノーコンディションは、寒さから若干渋りがあったものの、しっかりした整備のおかげですばらしいコンディショ ン。前日入りした選手たちは、特にコンディショニングもすることなく、淡々と練習をしていました。
 一夜明け、天気は快晴。気持ちよい朝を迎えました。ホテルでゆっくり朝食をとり、いざ出発!会場にてスタートを待ちます。
 レースの結果は、工藤選手が5kmの部で貫禄の優勝!もはや彼の連覇を誰が阻止することができるのか?衰えを知らない工藤選手の進化は続きます。
 そして10kmの部では、波乱の番狂わせがありました。地元強豪選手たちを退け、小川選手が本人も驚きの優勝、町選手も5位に割り込みました。それぞれが手ごたえを感じることのできた1日でした。
 山梨県のクロスカントリースキー事情は、お世辞にも恵まれた環境ではなく、スキーヤーやコーチ陣を取り巻く条件や金銭的援助も十分とはいえません。また、個々のモチベーションに も大きな差があります。しかし、誰かひとりでも、またひとつでも多く「こんな努力を続けていた選手が結果を出した。」という足跡を残すことが必要だと考えるようになりました。その足跡をたどって、ひとりでも多くの選手がより高いところへ到達していくことを願ってやみません。

山梨県スキー連盟ノルディック部

工藤直樹選手
小川壮太選手・町貴仁選手
小川壮太選手
一般男子5q優勝 工藤選手
一般男子10q優勝 小川選手 5位 町選手
一般男子10q優勝 小川選手

第29回黒姫高原クロスカントリースキー大会・山梨県選手の記録

月日
種目
選手氏名
所属
記録
順位
2009/1/18

一般男子
5kmフリー

工藤 直樹
富士吉田スキー連盟
14分54秒9
優勝
一般男子
10kmフリー
小川 壮太
峡東スキークラブ
28分21秒0
優勝
町  貴仁
富士吉田スキー連盟
32分45秒5
5位入賞

 

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