平成20年1月6日〜8日

3次強化合宿・野沢温泉村

さあ、マススタートでタイムレースだ

 

コース全体の流れを考慮したワックス選びが大切。

 年末にまとまった降雪があり、待望の南原コースオープンとなりました。本年度国体が開催されることもあり、コースレイ アウトを確認しつつ、コース内における技術の確認する作業が中心となった合宿になりました。
 南原コースの雪質は、まさに『一見さんお断り』。キックワ ックスを3〜4個持ち歩くのは当たり前の難コースです。選手達には『コース全体の流れを考慮したワックス選び』をすることの大切さを知る、良いきっかけとなったことでしょう。タイムトライアルでは、キックワックスの効きに対して『はっきりとした感覚』を求め過ぎた選手は、練習後、肩を落とす結果となったのでした。  

さあ、練習の始まりだ。
少年男子タイムレース、スタート!
成年男子グループは時間差でスタート。

 

スタッフのサポートなくして合宿は成り立たない。

 合宿では、韮崎工業高校の山本先生や、廣瀬コーチとご家族 の皆様をはじめ、スタッフの多大なサポートによって成立した、といえるでしょう。スタッフがいてくれることの大切さをあらためて感じた3日間でした。
  また、民宿『鈴森』の方々が、私たち山梨県チームを暖かく迎えてくださっていることも非常に心強いことです。これらの支援を当たり前と思わず、日々、練習環境を与えてくださる家族や仲間、スタッフに感謝しましょう。そういう気持ちが練習の質を高め、果てには大会における安定した結果を生むはずです。
  若手、特に高校生選手たちが、そういったスタ ッフの気持ちを察してか、食事の準備・片付け、あいさつやチ ームメイトへの気遣いができていることがとてもうれしく思いました。

雪原に選手のシルエット
ここが今年の国体会場だ。
総勢23名の合宿となった。

 

極限の状況下でも周囲の状況を的確に判断すること。

 山梨県チームの競技レベルは、全国レベルと比較すれば、決 して高いものではありません。しかし、スキー競技独特の長い 『集団生活』の中で学ぶことは、高水準であってほしいと願います。それは、社会人になった時、社会から求められるものはまさに、そこで学び、感じてきたものだからです。
 寒さの中で疲れ果て、極限の状況下でも周囲の状況を的確に判断し、やるべきことを粛々と遂行する。これができたことに自信をもちましょう。また、自信を持てる様に、もっともっとスキーに情熱を注いでください。その頑張りは、きっと自分に返ってきます! 頑張れ、山梨県選手団!!!
                                              (小川強化コーチ)

初心者は広瀬コーチが指導
スケーティングもマスター
ほら、コーチの滑りをよく見て。

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