平成18年1月14日〜15日・サンメドウズ大泉清里スキー場

第60回山梨県スキー選手権大会
兼 国体予選会 兼 全日本選手権予選

女子入賞者、1位小高、2位野本、3位谷戸、4位神宮司、5位小野男子入賞者、1位小川、2位工藤、3位神宮司、4位町、5位清水、6位仲嶋

 山梨県国体予選会場が白馬岩岳から県内の大泉清里スキー場に移って、今年は4年目である。コースは人工スキー場内に設置したため平坦地部分が少なく、選手にとってはかなり厳しいコースである。今年は、雪不足のため、例年の2.5km周回コースが設定できず、1.25km周回コースで行った。
 13日までは山梨県内は記録的な寒波が続いていたが、14日より急に暖かくなった。14日はスキー場は深い霧に包まれて、コース整備はほとんどできなかった。試合当日は昨年よりも準備を1時間早めて午前7時より行い、午前10時のスタートにかろうじて間に合った。競技役員の皆さん、本当にお疲れ様でした。

【クロスカントリー第1日目クラシカル・平成18年1月15日(日)】
 当日は快晴で風も弱く気温はー3℃と、レースコンディションとしてはまずまずである。バーンは昨日解けた雪が固まって、コースカッターが浅くしか入らない。下りではスピードが出るが、今回のコース設定ではその惰性を生かすところがない。選手たちには気の毒であった。
 男子10kmクラシカルは、昨年度優勝の小川壮太(峡東スキークラブ)が貫禄で四連勝を飾った。2位はベテランの工藤直樹(富士吉田スキー連盟)、3位には今季好調の神宮司裕也(山梨学院大学)が入った。高校生では今季になって飛躍的に速くなった清水鉄平(北杜高校)が5位に入った。
  女子5kmクラシカルは、今季成長が著しい小高佑季子(山梨学院大附属高校)が初優勝、野本かおり(日大明誠高校)が2位、谷戸綾奈(東海大甲府高校)が3位だった。走るたびに3人の差は短縮されており、高校総体、国体での活躍が楽しみだ。
 今回は中学生の参加選手がいないにもかかわらず、中学校から大勢の先生方が競技役員として参加していただき、心より御礼申し上げます。そして、来年こそは中学生選手の参加をお待ちしております。

競技役員打ち合わせ
標高1680mのスタート地点
八ヶ岳主峰・赤岳
早朝、競技役員の打ち合わせ
標高1680mのスタートゴール地点
八ヶ岳連峰の主峰・赤岳が聳える
野本かおり選手(日大明誠高校3年)
小川壮太選手
神宮司裕也選手と桃井一樹選手
女子総合2位の野本選手
男子総合優勝の小川選手
男子総合3位の神宮司選手
工藤直樹選手
町貴仁選手
渡辺駿祐選手
男子総合2位の工藤選手
男子総合4位の町選手
男子総合9位の渡辺選手

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第60回山梨県スキー選手権大会公式記録(PDF)


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