平成18年7月2日・富士吉田市〜鳴沢村

第5回練習会・トレイルラン・ローラースキー

富士登山競走目指して 〜 Part1

 山梨県スキー連盟の成年組の選手は、毎年、スキーのオフトレーニングの一環として富士登山競走に出場している。富士登山競走の歴代の優勝者の中にも、クロスカントリースキーの選手か数多くいる。これは、山登りとクロスカントリースキーの相性の良さを表している。また、富士登山競走は試走の回数が、勝敗に大きく影響する。当然、地の利を活かした地元選手が有利となる。このような大会が地元で開催されるのであれば、参加しないわけにはいかない。そのため、6〜7月の練習会は、富士登山競走の試走が練習の中心となる。
 この日、午前の練習は、富士登山競走の試走を兼ねて、浅間神社から吉田口登山道を登って、五合目佐藤小屋までのトレイルラン、タイムトライアルを行う。下り道では豪雨に見舞われ、ずぶ濡れ状態で、馬返しまで迎えに来ていた中安コーチの車に飛び乗る。
 午後の練習は、鳴沢村育樹祭記念公園(標高1250m)から富士林道経由、東軒林道起点(標高1515m)までの延長5.3km、標高差265mのローラースキーのタイムトライアルを行う。今年は、育樹祭記念公園のアスファルトのクラックはきれいに補修されており、ウォーミングアップは快適に行うことができた。
 ローラースキーのタイムトライアルでは、午前中五合目まで走ってきたにもかかわらず、小川選手がコースレコードを樹立し、今シーズンの好調を予感させる。今回、磨り減ってとうとう使用不能となった彼のローラースキーのタイヤが、練習量の凄まじさを物語っていた。
   (中安強化コーチ)

大石茶屋付近
大石茶屋付近
育樹祭記念公園

吉田口登山道・大石茶屋付近を走る

ラップタイムを確認しながら

育樹祭記念公園でアップ
育樹祭記念公園
ダイアゴナルで
タイムトライアル、スタート

クラックも補修されて快適

ダイアゴナルは大きなフォームで

さあ、タイムトライアルだ。

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