平成18年6月24日・北杜市長坂町・小淵沢町

第4回練習会・ローラースキー

クロスカントリー競技を 極める

 ここのところローラースキーはいつも富士北麓で行っていたが、今回は北杜高校の選手のために、八ヶ岳南麓で行った。北杜市長坂町にある県営八ヶ岳牧場内には、車両通行禁止の作業用道路がある。来年のNHK大河ドラマのロケ地「風林火山館」のある辺りが入口だ。車が来ないので、安心してローラースキーができる。
  放し飼いの牛たちの好奇の視線を浴びながら、八ヶ岳牧場内でウォーミングアップを終えたら、次は「いつものやつ」、登り500mインターバルだ。車で八ヶ岳横断道の観音平入口(標高1200m)へ移動する。ここから登り500mダッシュを8回こなすと、観音平(標高1560m)に到着する。
 4本目あたりから靴づれを訴える桃井選手。「普段から、走り込んでいないから靴づれするだわ。痛いのはあきらめろ!」と、車で伴走する中安コーチの情け容赦のない声。
 クロスカントリー競技とは、限界を極める競技である。試合で限界を極めるためには、普段の練習から極めるトレーニングをしなければならない。選手は極めるために日々練習に励む。そして、コーチは、選手を引退した後も、さらに一生をかけてクロスカントリー競技を極めようとしている生きものなのである。
   (中安強化コーチ)

北杜高校2年 桃井選手
観音平
中安強化コーチ

県営八ヶ岳牧場内の作業道を走る

観音平ゴールで力尽きる桃井選手

自家用車で伴走する中安コーチ

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