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平成19年9月16日〜17日・山梨県富士吉田市・鳴沢村

秋季強化合宿

鳴沢村育樹祭記念広場にてローラースキー

ローラースキー・タイムレース・スタート(鳴沢村・育樹祭記念広場にて)

山梨県選手に要求されるのは、
その仕上がりを『底辺』とした技術・体力の構築。 

『研ぎ澄まされた選手』であるほど、
「時間がいくらあっても足りない」と感じる。

 例年では秋の風が吹き始める頃ですが、今年はまだまだ残暑が続いています。今年の冬は『厳寒』との長期予想が出ていますが、今シーズンは冬がやって来るのか、いささか不安な毎日です。
 さて、山梨県XCチームは、暑さに負けず、日々のトレーニングをこ なしています。シーズンインに向け、選手達もそろそろライバ ル達の仕上がり具合が気になる頃。そこで、富士山麓での秋季強化合宿を実施しました。

富士北麓公園陸上競技場
まずは基礎練習から
町コーチと野尻コーチ
富士北麓公園陸上競技場集合
まずは基礎練習から
ここはダブルストックよ

 山梨県富士吉田市周辺は標高が高く、夏でも涼しく、ローラースキーやトレイルランができる環境であることから、最近、関東近県のXCチームがよく訪れます。今回の合宿では、神奈川県スキー連盟と東京都スキー連盟の選 手団も合宿を行っていました。
 今回の本県の合宿参加選手は、ベテラン社会人と高校生軍団で合計18名。ロー ラースキーの基礎・基本をみっちり体にたたき込まれた高校生達は、疲労困憊の様相ではあったものの、『この感覚だ!』と目を輝かせ、冬の躍進を虎視眈々と狙っているようでした。また、ランニングや筋力トレーニングの中では、自身に足りないものを見出し、トレーニングノートに思いを書き込む姿が印象的でした。

初心者は工藤コーチが
ダイアゴナル走法
馬返しトレイルラン・スタート
初心者担当は工藤コーチ
完璧なダイアゴナル
浅間神社から馬返しまで勝負だ!
ぼくはカメラマン
中の茶屋を走りぬける
快走、工藤コーチ
フォームはビデオでチェック
中の茶屋を走り抜ける
四十過ぎても高校生には負けない 

 社会人選手の仕上がりは上々、後は雪が降るのを待つばかりといった状態です。しかし、山梨県選手に要求されるのは、その仕上がりを『底辺』とした技術・体力の構築。ダイアゴナル1つとっても、1〜5速までのギア、様々な条件に対応できるリズム、体の使い方、そしてワックスを効かせ、滑らせる足元の感覚が必要となるのです。

馬返しまでラストスパート
富士河口湖町大石のラベンダー園
ローラースキータイムレース(育樹祭記念広場駐車場)
馬返しまでラストスパート
ラベンダー畑で朝のコントレ
育樹祭記念広場駐車場スタート
 『研ぎ澄まされた選手』であるほど 「時間がいくらあっても足りない」と感じていることでしょう 。この合宿では、選手が黙々とトレーニングをする姿、そして限界を超えた中でも声をかけ合い、トレーニングメニューひとつひとつに全力で挑んでいく姿が見られました。これぞ競技者の姿! 厳しい練習にも楽しく取り組めたのではないでしょうか。そういった雰囲気や取り組む姿勢が、選手を強くするのです。
 今シ ーズンの山梨県勢の活躍が期待されます。          (小川強化コーチ)
富士林道を走る 進藤選手 中込選手
富士林道5.3kmを登る
やった〜、先輩を抜いたぞ
あれ、完走しちゃったよ
ポールウォーク
パワーストック
富士山麓の育樹祭記念広場
三ッ峠山をバックにポールウォーク
パワーストックの説明をします
今日は富士山が実に美しい

 

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