平成17年10月30日・甲府市緑ヶ丘スポーツ公園〜千代田湖

第12回練習会・トレイルラン

穴山、桃井、町、緑ヶ丘スポーツ公園にて

 最終的には心肺機能なんだよ

 秋の緑ヶ丘スポーツ公園は、選手たちにひじょうに心地良い練習環境を与えてくれる。やわらかい土のトラック、木々の華やかな紅葉、落ち葉を踏みしめて走るトレイルランコースは芳しい秋の香り、そして練習後は近くの緑ヶ丘温泉でひと風呂なんと350円。余談はさておき、この練習会場では毎回トレイルランのタイムトライアルを行っている。

 緑ヶ丘スポーツ公園体育館前をスタートして、千代田湖まで3.8km、標高差210m、そして千代田湖を1周して2.5km、合計で6.3kmのコース、コースレコードは小川壮太選手の32分47秒。女子は千代田湖までの3.8km、標高差210mで、コースレコードは佐藤史香選手の32分47秒。みんなこのタイムを目標に、全力で走って登りきるトレーニングをしよう。歩いたらだめだよ。

 クロスカントリースキーの練習は、正しいフォームを身に付けることも重要だが、試合でものをいうのはやはり心肺機能の強さだ。持久力がなければ話にならない。シーズンオフはこの心肺機能をとことん強化しよう。それには、このコースのような山道を駆け登るのが最も効果的だ。持久力の向上とともにバランス感覚も鍛えられる。スキーで使う筋肉と山登りで使う筋肉は同じなので、平地を走るよりもより実践的なトレーニングとなる。
  ただし、秋の山中は空腹の熊が出没するので、食べられないように気を付けること。
                                   (強化コーチ 中安)  


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